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日本王「年々戦争を知らない世代が増加しているが…」

日本王「年々戦争を知らない世代が増加しているが…」

Posted December. 24, 2015 07:27,   

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日本王が23日、82歳の誕生日を迎え、侵略戦争への忘却を警戒する発言をした。

日本王は、皇居で記者会見し、「年々戦争を知らない世代が増加していきますが、先の戦争のことを十分に知り、考えを深めていくことが日本の将来にとって極めて大切なことと思います」と述べた。日本王は今年が戦後70年であることを強調し、記者会見の内容の半分ほどを戦争と平和への考えを明らかにすることに割いた。

日本王は、太平洋戦争での民間人犠牲者について、「平和であったならば、社会の様々な分野で有意義な人生を送ったであろう人々が命を失ったわけであり、このことを考えると非常に心が痛みます」とも話した。また、民間人船員の犠牲を例に挙げ、「将来は外国航路の船員になることも夢見た人々が、民間の船を徴用して軍人や軍用物資などをのせる輸送船の船員として働き、敵の攻撃によって命を失いました」とし、「本当に痛ましく思います」と付け加えた。

朝日新聞は、日本王が民間船員の犠牲に言及した際には感極まった様子で言葉を詰まらせたと伝えた。同紙は、「船員の犠牲は6万人を超え、3割は20歳未満の少年だった」と伝えた。

日本王は8月15日に行われた戦没者追悼式で、公式の席上で初めて「深い反省」という表現を使うなど、安倍晋三首相の右傾化を牽制する言動を続けている。

最近、関心を集めている自身の健康については、「年齢というものを感じることも多くなり、行事の時に間違えることもありました。したがって、一つ一つの行事に注意深く臨むことによって、少しでもそのようなことのないようにしていくつもりです」と述べた。



peacechaos@donga.com