Go to contents

左手だけを振りながら歩くプーチン、「KBGの痕跡」

左手だけを振りながら歩くプーチン、「KBGの痕跡」

Posted December. 16, 2015 07:45,   

한국어

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領のユニークな歩き方は、国家保安委員会(KGB)要員として活動していた時に受けた訓練と関係があるという見方が出ている。プーチン大統領は、歩くとき、右腕はなかなか振らず、左腕だけを振る習慣がある。

英紙ザ・タイムズは14日付で、プーチン大統領の歩き方について研究したポルトガルやイタリア、オランダの研究チームが、パーキンソン病の特定疾患と関係があるのではないという結論を下したとしたうえで、このように伝えた。プーチンのユニークな歩き方に注目した研究チームは、プーチン大統領が発達障害の一つであるアスペルガー症候群、またはパーキンソン病などを患ったり、患っているのではないかと疑ってきた。しかし、震えや硬直、姿勢の不安定など、ほかの症状がなく、パーキンソン病とは関係がないと判断したという。研究結果は、英医学ジャーナル(BMJ)に掲載された。

研究チームは、「プーチン大統領は優れた運動能力を見せている上、筆記力が早くて揺れがない」とし、「軍事、またはスパイ訓練による『行動的適応』とみられる」と明らかにした。オランド・ネイメハン・パーキンソンセンターのバス・ブルーム教授は、「KBG要員らは胸から近いところに位置している右手の中に兵器を持ったまま、身体の左の方を、動く方向に向かって歩くよう訓練されている」と言い、「敵に出会った時に、最も素早く銃を取り出すことができるからだ」と説明した。実際、KBG要員出身のアナトーリー・セルジュコフ元国防長官やセルゲイ・イワノフ元国防長官、アナトーリー、シドロフ軍事司令官なども、プーチン大統領と歩き方が似ていることが明らかになった。



aimhigh@donga.com