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朝鮮通信使資料約300点を選定、世界遺産登録推進の韓日専門家会

朝鮮通信使資料約300点を選定、世界遺産登録推進の韓日専門家会

Posted November. 09, 2015 07:20,   

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韓国と日本の専門家らは、朝鮮通信使関連記録をユネスコの世界記録遺産に登録するために筆談記録や屏風画など、約300点の資料を候補に選んだ。来年3月に登録を公式申請すれば、2017年7月と8月にその結果が発表される。

共同通信と東京新聞などによると、7日、日本大阪市で行われた両国専門家会議への出席者らは、朝鮮通信使関連資料約300点を、記録遺産候補に申請することに合意した。韓国側から選んだ資料は、朝鮮通信使が日本の各地で日本人らと交わした筆談記録や幕府が寄贈した絵画などだ。日本側からは、朝鮮が幕府に送った公式文書や日本人画家が通信使の様子を描いた屏風画などを選んだ。

専門家らは5月に当初、約90点を候補に選んだが、今回大幅に拡大した。専門家会の日本側学術委員長の京都造形芸術大学の仲尾宏客員教授は、共同通信とのインタビューで、「両国は、どうすれば、朝鮮通信使という過去史を通じて、仲良くできるかについて真剣に話し合ってきた。通信使の記録遺産申請が、両国の交流を深めるきっかけになれればと思う」と話した。

韓日専門家会は来年1月、地方自治体と民間団体が参加する会議を日本長崎県対馬市で開き、記録遺産申請を正式に決める方針だ。記録遺産の登録は、韓国側からは釜山(ブサン)文化財団が、日本側からは朝鮮通信使と関連のある自治体で構成された「朝鮮通信使縁地連絡協議会」が共同で推進してきた。



peacechaos@donga.com