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国立現代美術館で首脳晩餐会、理由は?

Posted November. 02, 2015 07:12,   

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朴槿恵(パク・クンヘ)大統領は1日、安倍晋三首相と中国の李克強首相との晩餐会の場所にソウル三清路(サムチョンロ)にある国立現代美術館(ソウル館)を選んだ。2013年11月に国軍機務司令官の場所に開館した韓国美術の揺籃であり、外賓を格別に礼遇し「協力とパートナー」という未来志向のメッセージを盛り込むためにここを選んだという。

現実的に大統領府内に晩餐会を開く場所がないという理由も作用した。大統領府で3ヵ国以上の多国間会議を開くことができる場所は2階の迎賓館だけだ。1階は3国の首脳が会って写真を撮る場所、2階は会議場となっているため、共同記者会見場と晩餐会場が必要になったのだ。

大統領が記者会見をする春秋館を共同記者会見場にし、苦肉の策で晩餐会場は大統領府の外で探すほかなくなった。大統領府との距離と晩餐会場の性格を考慮して、大統領府春秋館から200メートル離れた国立現代美術館ソウル館が着地点となった。

朴大統領は2014年7月、中国の習近平国家主席が韓国を訪れた時、ソウル城北洞(ソンブクトン)の韓国家具博物館で「特別昼食会」を行った。李明博(イ・ミョンバク)前大統領の金潤玉(キム・ユンオク)夫人は、2012年の核セキュリティ・サミットの時、各国の首脳夫人を招いて国立中央博物館で晩餐会を開いたことがある。



mhpark@donga.com