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安倍首相が朴大統領に親書 「未来をともに作り出すことを期待」

安倍首相が朴大統領に親書 「未来をともに作り出すことを期待」

Posted October. 09, 2015 07:26,   

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朴槿恵(パク・クンヘ)大統領は8日、日本連立与党の公明党・山口那津男代表と大統領府で会談した。この席で山口代表は、朴大統領に安倍晋三首相の親書を手渡した。

山口代表は会談直後、記者団に対して、「『1965年(日韓国交正常化)以降、両国は力を合わせ、交流と安全を維持してきた。未来をともに作り出すことを期待している』との安倍首相の言葉も伝えた」と話した。朴大統領は、「韓中日首脳会議への安倍首相の出席を楽しみにしている」と述べた。

山口代表は、「(日中韓)首脳会議を機に、日韓も対話の場が作られることを期待する」と韓日首脳会談を提案したが、朴大統領は特に言及しなかったという。大統領府は、韓日首脳会談で「特に進展はない」と明らかにした。

朴大統領は旧日本軍慰安婦問題について触れ、「当事者も高齢化している。何とか解決したい」と強い意欲を示した。また、朴大統領は日本が集団的自衛権を法制化したことについて、「一層の透明化を期待している。周辺国が安心できる対応を願う」という趣旨の発言をしたと、山口代表が伝えた。朴大統領は日本国内のヘイトスピーチ(特定民族や国民に対する嫌悪発言やデモなど)についても憂慮を示したという。



mhpark@donga.com