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北朝鮮、離散家族再会実務協議を受け入れ

北朝鮮、離散家族再会実務協議を受け入れ

Posted August. 31, 2015 07:07,   

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韓国と北朝鮮が29日、秋夕(チュソク=旧暦8月15日)前後の離散家族再会に向け、南北赤十字社間の実務協議を来月7日に行うことで合意した。北朝鮮が韓国の実務協議の提案に異例にも速やかに応じ、離散家族再会に弾みがつくものとみえる。

南北が離散家族再会に合意したことで、この機に南北離散家族全員の生死の確認と再会行事の常時化など離散家族問題の抜本的解決を望む声が出ている。

北朝鮮は29日、大韓赤十字社の28日の離散家族再会提案を受け入れる通知文を板門店(パンムンジョム)南北連絡官直通電話チャンネルを通じて伝えた。来月7日に板門店の韓国側「平和の家」での実務協議を求める韓国側の提案を受け入れたのだ。北朝鮮が業務日でない土曜日に返事をしたのは異例のことだ。

政府は、離散家族再会の次の段階として、離散家族約6万6200人の生死確認のための南北離散家族の名簿交換を北朝鮮に求める方針だ。政府当局者は、「南北高位級会談で離散家族の名簿交換について話をしたが、北朝鮮代表団は生死確認調査に時間がかかり、すぐには難しいと話した」と述べた。また、「韓国代表団はこれに同意し、8・25合意文には含めず、赤十字社間実務協議で再び話し合うことにした」と明らかにした。

南北高位級会談で、北朝鮮も離散家族の生死確認が重要だという点で共感したという。朴槿恵(パク・クンヘ)大統領は、光復(日本の植民地支配からの解放)節の祝辞で、「南北離散家族の名簿交換を年内に実現できることを願う」と述べた。政府は、離散家族の生死確認と名簿交換が実現すれば、離散家族が望む時にいつでも金剛山(クムガンサン)離散家族面会所で会える常時再会も提案する計画だ。



zeitung@donga.com