朴槿恵（パク・クンヘ）大統領の支持率が大幅に上昇した。
韓国ギャラップが２５〜２７日、成人１００４人を対象に実施した世論調査の結果、朴大統領に対する前向きな評価は、今年に入って最も高い４９％となった。先週（３４％）より１５ポイントも急上昇している。就任以来最大の上昇率だ。韓国ギャラップの調査で、これまでの最大の上昇率は９ポイントだった。朴大統領が初めて中国を訪問（６月２７〜３０日）した直後の２０１３年７月の第１週目の記録だ。外交・安全保障分野での成果が支持率を押し上げるパターンが繰り返されている。
朴大統領の支持率上昇は、８月２５日に行われた南北高官会談で合意を取り付けた結果だ。任期後半に入ったばかりの朴大統領の国政運営に一層弾みが付くことになった。
支持率の上昇を主導したのは４０、５０代だ。前週に比べ、前向きな評価が４０代では２２ポイント、５０代では２３ポイント上がった。８月２５日の南北間合意について、全体の６５％は「よかった」と答えた。「よくなかった」という回答は１６％に止まった。
しかし北朝鮮が合意の内容を「今後もよく守るだろう」という回答は１７％に過ぎなかった。６９％は「あまり守らないだろう」と答えた。一般国民も南北関係の急進展について「慎重な態度」を示しているわけだ。
与党セヌリ党の支持率も同時上昇した。政党支持率でセヌリ党は４４％と、今年最高記録を更新した。野党新政治民主連合の支持率は２１％と、前週より３ポイント下落した。
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