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黄炳瑞氏、金寛鎮氏に地雷挑発を事実上認めた

黄炳瑞氏、金寛鎮氏に地雷挑発を事実上認めた

Posted August. 28, 2015 07:12,   

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北朝鮮の黄炳瑞(ファン・ビョンソ)朝鮮人民軍総政治局長が、22〜25日に行われた南北高官会談で、北朝鮮の地雷挑発と関連して韓国代表団に「次からはこのようなことがなければいい」と言ったという。北朝鮮が地雷挑発の責任を間接的に認めたという見方が出ている。

27日、与党関係者によると、金寛鎮(キム・グァンジン)大統領府安保室長が高官会談で、北朝鮮代表団に地雷挑発を認めて謝罪と再発防止の約束を要求すると、黄局長は「北朝鮮がやったのではない」と否定した。

この様子を会談場に設置されたカメラを通じてリアルタイムで見ていた大統領府関係者は、韓国代表団に、「黄局長をトイレに呼び出して話すのがいいだろう」と言ったという。北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記も交渉過程をモニタリングしているため、黄局長をカメラがないトイレなどに呼び出して虚心坦壊に話をすることを勧めたのだ。

与党関係者は、「トイレで会った金室長と黄局長が、比較的自由に多くの話を交わす機会を持った」と伝えた。議論が進展すると、黄局長は地雷挑発について「次からはこのようなことがなければいい」と柔軟な態度を示したという。北朝鮮側が初めて地雷挑発の責任を示唆した発言だった。

一方、「2+2」南北高官会談をモニタリングしたある大統領府関係者は、「交渉に(相対的に)若い人がいて良かった」とし、洪容杓(ホン・ヨンピョ)統一部長官を称えたという。洪長官は今年51才で、会談代表の中で最も若い。洪長官が北朝鮮の地雷挑発に関する情況証拠を突きつけ、北朝鮮代表団を問い詰めたことが功を奏したという。



gaea@donga.com