米プロゴルフ（ＰＧＡ）ツアー、フェデックスカップ・プレーオフが２７日夜（韓国時間）、ニュージャージ州エジソンのプレインフィールドＣＣ（パー７０）で開幕するザ・バークレイスを皮切りに幕を開ける。プレーオフの４つのトーナメントの賞金総額は３３００万ドル（約３９２億ウォン）だ。これにボーナス賞金３５００万ドル（約４１６億ウォン）も懸かっている。合計６８００万ドル（約８０８億ウォン）という巨額が懸かる「銭の戦争」が始まるのだ。
レギュラーシーズン成績の上位１２５人だけが第１戦に参戦できる。その後、第２戦（ドイツ銀行選手権）１００人、第３戦（ＢＭＷ選手権）７０人と出場選手が絞込まれ、最後の第４戦ツアー選手権には３０人だけが出場する。プレーオフのポイントランキングで最終１位には引退後の年金形式で支払われる１００万ドル（約１１８億ウォン）のボーナスが与えられる。残り１２４人のプレーオフ出場選手と参戦できなかったランキング１２６位〜１５０位の選手もボーナスがもらえる。
昨年のプレーオフ優勝者ビリー・ホーシェル（米国）はプレーオフだけで２大会優勝賞金と１位に与えられるボーナス賞金で１３４４万ドル（約１５９億ウォン）を獲得した。今年は新しいライバル関係として浮上したジョーダン・スピース（米）とジェイソン・デイ（豪州）の対決に注目が集まっている。
負傷で今シーズンＰＧＡツアーには９大会しか出場できず、世界ランキング１位の座をスピースに明け渡したローリー・マキロイ（北アイランド）はザ・バークレーズを回避し、第２戦から出場して名誉回復を狙う。
韓国選手ではプレーオフを終えたら帰国して軍入隊する鞖相文（ペ・サンムン）だけが出場する。韓国系ニュージーランド人のダニー・リー、在米韓国系のケビン・ナも一攫千金を夢見ている。
kjs0123@donga.com
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