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与党首脳、「問題のある財閥トップは国政監査に出席すべき」

与党首脳、「問題のある財閥トップは国政監査に出席すべき」

Posted August. 19, 2015 07:19,   

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第19代国会の最後の国政監査(国監)が、秋夕(チュソク=陰暦8月15日の節句)連休以降に遅れる可能性が高まっている。与野党の院内首席副代表は18日会って、国監日程について調整したが、合意に至らなかった。野党新政治民主連合が、秋夕連休明けの10月実施方針を固守しているからだ。

新政治連合の李春錫(イ・チュンソク)院内首席副代表は同日、院内対策会議で、「(9月4日を)わずか半月後に控えている中、無理に国監をすべきだと主張するのは、ずさんな国監をすべきだと主張するのと同様だ」と指摘した。与党セヌリ党の趙源震(チョ・ウォンジン)院内首席副代表は、「9月の国監が難しければ、秋夕前後に分けて行う分離型国監も考慮する必要がある」と語った。2011年に行われた第18代国会の最後の国監は例年よりやや早目の9月19日〜10月7日に実施された。

国監の日程とは関係なく与野党は今回の国監で、必要なら、大手企業トップを呼んで積極的に突き詰める姿勢だ。そんな場合、今回の国監は事実上、「財閥国監」になる見通しだ。

セヌリ党の元裕哲(ウォン・ユチョル)院内代表は、同日の院内対策会議で、「企業も社会的責任から背を向けてはならない」と言い、「今回の国政監査で問題のある財閥トップは、国監会場に出ることになるだろう」と語った。

趙院内首席副代表も、「通常国会で労働改革と財閥改革とを一緒に手掛けるべきだ。セヌリ党が(財閥改革を)避けているという気は全くない」と述べ、「各常任委員が所信をもって活動してもよい」と肩を持った。

これを巡って、セヌリ党が力を入れている労働改革について、新政治連合が「財閥改革」で立ち向かうと、「労働・財閥改革並行論」で反撃に乗り出したという見方が出ている。

新政治連合も、国監に社会的議論となっている財閥トップを呼ぶ方針をはっきりさせている。



gaea@donga.com