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日王「さきの大戦に深い反省」、戦没者追悼式で初めて言及

日王「さきの大戦に深い反省」、戦没者追悼式で初めて言及

Posted August. 17, 2015 07:12,   

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15日、戦後70年の終戦日を迎え、日本武道館で開かれた戦没者追悼式に出席した日本国王が、「深い反省」という表現を使った。

日王が即位後これまで第2次世界大戦に関連して「深い反省」という言葉を使ったのは、中国を訪問した1992年、江沢民国家主席(当時)との晩餐会と1994年に訪日した金泳三(キム・ヨンサム)大統領(当時)との宮中晩餐会の2度だけだ。戦没者追悼式のような公式行事では初めてだ。

日王は、「さきの大戦に対する深い反省と共に、今後、戦争の惨禍が再び繰り返されぬことを切に願い、全国民と共に、戦陣に散り戦禍に倒れた人々に対し、心からなる追悼の意を表し、世界の平和と我が国の一層の発展を祈ります」と述べた。

330字の今回の「おことば」は、日王が自ら筆を執ったという。日本のメディアは、日王の発言を1面トップで伝え、注目した。東京新聞は「戦後七十年がたって、陛下が戦没者追悼と平和の継承に危惧の念を抱いている証し」と伝えた。

一方、追悼式で日王に先立ち式辞を読んだ安倍晋三首相は、歴代首相が表明してきたアジア諸国への日本の加害と反省のメッセージを3年続けて避けた。ただ、2年連続省略した「不戦の誓い」は「戦争の惨禍を決して繰り返さない」という言葉にかわった。