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独島で新種の自生生物を発見

Posted August. 13, 2015 07:29,   

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独島(トクド=日本名・竹島)海域で生息する自生生物のうち、世界にまだ報告されていない無脊椎動物5種と韓国内未記録種3種が新たに発見された。

環境部と国立生物資源館は12日、「2013年から行ってきた独島自生生物を巡る研究結果、計1576種の自生生物が確認された」と明らかにした。この中には、世界で初めて発見された「イェプンオルベ虫類」や、「クンコリナムサリ」、「独島クウル虫類」(仮称)など5種類の小型甲殻類が含まれている。国内に確証標本がなく、未記録種として残っていた幽霊鱗ゴカイや独島斑マハゼ、ホリドロンイウミウシ(仮称)の3種も追加された。

国立生物資源館は、これらの新種に独島を指す学名をつけて、今年下半期から学界に発表する計画だ。資源館は2005年、独島で見つかった2種類の新種微生物に、「独島ニア東海エンシス」などを名付けた経緯がある。

政府はこのような試みが今後、独島を巡る領有権争いの際、国連生物多様性条約(CBD)に基づいて、韓国生物資源の主権的権利を主張する根拠なるだろうとみている。これに先立って、東南アジアのシパダン島を巡って、マレーシアとインドネシアとの間で起きた領有権をめぐる紛争事例が代表的なケースだ。マレーシアは、「実効的支配」の主張を裏付けるため、シパダン島に自生する亀の保護法を作るなど、自生生物の管理や保護活動を続けてきてため、2002年、国際憲法裁判所から領有権を認められた。



lightee@donga.com