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有名芸能人に劣らぬほど人気や富を享受

Posted July. 22, 2015 06:40,   

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海外で1人の創作者らは、有名芸能人に劣らぬほど人気や富を享受している。米芸能専門誌・バラエティーの昨年のアンケートによると、10代の間で人気を集めている10大スターのうち、ユーチューブスターが1〜5位を総なめしたほどだ。

家族や本人の身辺雑記を盛り込んだ物語を、ユーチューブに掲載して話題となった米国のシェイー・カール・バトラー氏が代表的だ。バトラー氏は、自分の成功ノウハウを事業化するため、友人たちと「メーカースタジオ」を起業した。このスタジオは昨年3月、米有数のエンタテインメント企業ウォルト・ディズニーにインセンティブを含め、約1兆ウォンで買収された。ディズニーは当時、年々短い短編ビデオを好む若い客を確保するため、スタジオを買収したと明らかにした。1人の創作者が大ヒットした代表的事例だ。

スウェーデン出身のフェリックス・シェルベリー氏は、ユーチューブチャンネル「ピューディパイ」で、滑稽なゲーム中継で、3800万人以上の視聴者を保有したスターだ。氏は昨年、米紙ウォールストリートジャーナルとのインタビューで、年間広告収益は約46億ウォンに上ると明らかにした。彼のファン層は、新しく発売されたゲームの成否を左右するほど厚い。逆に、ピューディパイが酷評したとあるゲームの場合、かえって話題となり、短期間で数百万人がダウンロードし、成功した出来事もあった。

ユーチューブで視聴者783人を保有しているベトナム出身のミシェル・パン氏は、ビューティ分野の独歩的ファンダムを持った創作者だ。タイ系米国人のパン氏は、化粧品メーカーの後援や広告などで、年間数百万ドルの収益を上げているという。彼は祝祭日や学校生活など、時と場所に適した多様なテーマメイクアップ映像を紹介して、大人気を得た。

巨大なメディアとエンタテインメント企業を脅かす1人創作者らが出てきたことで、一部からは、「エビがクジラを飲み込む」という声まで出ている。今や創意力の全盛時代だ。