Go to contents

現代重工業「蔚山をスマート船舶や3Dプロントのゆりかごに」

現代重工業「蔚山をスマート船舶や3Dプロントのゆりかごに」

Posted July. 16, 2015 07:25,   

한국어

蔚山(ウルサン)創造経済革新センターが15日オープンした。全国17市道に建設される創造革新センターのうち、15番目だ。これから、ソウルや仁川(インチョン)の2か所の創造革新センターがオープンすれば、韓国全土の企業や投資ネットワークが完成する。

朴槿恵(パク・クンヘ)大統領は同日、蔚山市南区(ナムグ)の蔚山大学で行われた蔚山創造革新センター発足式の祝辞で、「(蔚山センターは)蔚山の奇跡を成し遂げた創意や革新、挑戦精神を蘇らせ、『大韓民国の造船海洋プラントや医療自動化産業のゆりかご』として、新たな跳躍の足掛かりを作らなければならない」と強調した。「蔚山の奇跡」とは、人口20万人の小都市が、朴正煕(パク・チョンヒ)政権下で特定工業地区に指定され、1人当たりの生産や所得が全国トップに跳躍したことを意味する。さらに朴大統領は、「造船海洋プラントにエコ技術や情報通信技術(ICT)を融合させ、蔚山を次世代造船産業の世界的拠店都市に育成していきたい」と述べ、「蔚山センターでは、現代(ヒョンデ)重工業が世界で初めて開発した『スマート船舶プログラムの開発支援システム』を全面的に開放し、誰もが自由かつ簡単にソフトウェアを開発できる環境を提供することになるだろう」と語った。

蔚山センターの設立を機に、国内造船会社「ビック3」の現代重工業や大宇(テウ)造船海洋、三星(サムスン)重工業は、造船海洋プラント分野の特許2500件余りをオープンする。中小造船所や機材メーカーの競争力を高めるという狙いからだ。蔚山センターは、峨山(アサン)ナヌム財団が、ソウル江南区駅三洞(カンナムグ・ヨクサムドン)で運営している創業保育機関「マル180」と連携して、相対的に劣悪な地方の起業インフラを補完する計画だ。また、蔚山センターと現代重工業は、△造船海洋プラント、△先端医療の自動化、△3Dプリント産業育成のため1600億ウォンのファンドを造成し、投資する。