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李富眞・新羅ホテル社長、危機打開図り中国で観光客招致活動

李富眞・新羅ホテル社長、危機打開図り中国で観光客招致活動

Posted July. 01, 2015 08:54,   

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中東呼吸器症候群(MERS)の恐怖で韓国を訪れる中国人観光客が激減すると、新羅(シルラ)ホテルの李富眞(イ・ブジン)社長が直接中国旅行会社を訪れ、中国人旅行客の韓国訪問を増やしてほしいと要請した。

李社長はMERSで営業が中止となった済州(チェジュ)新羅ホテルに滞在しながら、現場を取り仕切るなど、連日、積極的な行動を続けている。李社長は済州新羅ホテルの7月1日の再オープン決定後、その足で中国に向かったという。

ホテル新羅によると、李社長はHDC新羅免税店の共同代表を務めているアイパークモールの楊昌勳(ヤン・チャンフン)社長やホテル新羅の韓仁奎(ハン・インギュ)副社長と一緒に30日、中国北京の旅行会社CTSやCYTSの最高経営人に次々と面談した。

CTSは中国初の旅行会社であり、5月にHDC新羅免税店と「中国人旅行客の韓国への送出拡大」関連業務協約(MOU)を交わした経緯がある。中国で3番目に設立された国営旅行会社・CYTSは最近、韓国旅行客の割合を増やし続けている。

HDS新羅免税店共同代表と李社長はCTSの薛曉崗総裁に会って、「最近、韓国でMERS感染陽性判定患者がほとんど出ていないなど、状況が落ち着きを見せている」とし、「夏の休暇シーズン客の多い7月と8月に、多様な韓国旅行商品を開発して、中国人観光客が再び韓国に来るよう支援してほしい」と語った。

これに対して、CTSの薛曉崗総裁は、「韓国のショッピングや文化、観光を一緒に楽しむことのできる適合型観光商品を開発して、韓国観光の魅力を増大させるよう積極的に支援していきたい」と答えた。さらに、李社長は、中国観光政策を担当する国家余裕局と外交部の関係者らに会って、中国人旅行客の韓国訪問を増やすための協力を要請した。



salthj@donga.com