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オンラインで24時間年中無休体制、可楽市場が革新プラン発表

オンラインで24時間年中無休体制、可楽市場が革新プラン発表

Posted July. 01, 2015 08:58,   

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今年で開場30周年を迎えるソウル松坡区(ソンパク)の可楽(カラク)市場が、「眠らない市場」に変身する。一般消費者向けのオンラインマーケットが構築され、自宅で楽に買い物できるだけでなく、オフラインにも24時間年中無休体制が導入される予定だ。

可楽市場を運営するソウル市農水産食品公社は30日、このような内容の革新案を発表した。これを受け、11月から青果・畜産・水産物などの小売店約1000店が密集した可楽モールを、24時間年中無休体制で運営する。農水産物の消費促進イベント、マグロ解体ショー、郷土料理祭りなどの企画も満載だ。車両2700台を同時に駐車できる駐車スペースが設けられ、駐車情報もリアルタイムで提供される。現在卸売業者・小売業者間で運営中のオンラインマーケットは、9月から一般消費者も利用できるようになる。購買金額に応じて無料配送などの特典も提供する計画だ。

さらに食品の安全性も強化される。2013年から残留農薬検査を実施してきた可楽市場は、今年下半期から重金属検査も追加的に行うことにした。来年からは微生物検査も実施する。また一部の品目については「競り」の代わりに産地と卸売業者を直接結びつけ、共同集配送センターなどを設置して物流コストの削減を図る計画だ。ソウル市農水産食品公社は「流通過程を持続的に改善し、物流コストの削減が商品価格の値下げにつながるよう努力する」と述べた。

1985年6月19日に開場した可楽市場は1日約8200トンの農水産物が流通され、店舗数は3179店(以上、昨年末基準)に達する韓国最大の在来市場だ。



hic@donga.com