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李姫鎬氏の訪朝協議、金正恩氏との面談決まらず

李姫鎬氏の訪朝協議、金正恩氏との面談決まらず

Posted July. 01, 2015 08:58,   

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金大中(キム・デジュン)元大統領の夫人、李姫鎬(イ・ヒホ)氏側が30日、北朝鮮と実務接触を行い、7月の訪朝を希望する考えを伝えた。しかし、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記との面談の日程は確定できなかった。

金大中平和センターの金聖在(キム・ソンジェ)理事など関係者5人は同日午前10時から約2時間、開城(ケソン)工業団地内にある北朝鮮側中央特区指導開発総局の開城工業地区事務所で、朝鮮アジア太平洋平和委員会のメン・ギョンイル副委員長など北朝鮮側関係者5人に会って実務協議を開いた。

金理事は、「7月中に北朝鮮を訪問したいという李氏の考えを北朝鮮側に伝えた」とし、「北朝鮮側は、李氏の考えを尊重し、上部に報告すると答えた。再び会って訪朝の日程について協議することで一致した」と結果を説明した。上部とは金第1書記を指すとみえる。しかし、具体的な日程については発言を控えた。

韓国政府筋は、「李氏の訪朝を通じて南北間のこう着ムードを和らげるという期待感が政府内外にあったのは事実」とし、「北朝鮮側が、具体的な(金第1書記との面談)日を提示しなかったので、(金第1書記面談の成功など)状況をもう少し見守る必要がある」と話した。李氏が昨年末、金正日(キム・ジョンイル)総書記の3周忌に花を送ったことを受け、金第1書記が李氏宛てに親書を送り、訪朝を要請した。