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李姫鎬氏が訪朝へ、30日に開城で南北協議

李姫鎬氏が訪朝へ、30日に開城で南北協議

Posted June. 27, 2015 06:46,   

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金大中(キム・デジュン)元大統領の夫人、李姫鎬(イ・ヒホ)氏の7月の平壌(ピョンヤン)訪問を協議するための南北間協議が30日、開城(ケソン)で行われる。北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が昨年12月に親書で李氏に平壌への招請状を送っており、李氏が訪朝すれば、金第1書記との面談が実現する可能性が高いとみられる。李氏の訪朝は昨年12月以降2度延期された。

金大中アカデミーの金聖在(キム・ソンジェ)院長は、「30日に開城で朝鮮アジア太平洋平和委員会のメン・ギョンイル副委員長と李氏の平壌訪問の日程について協議する」とし、「7月か遅くても8月15日の光復節前に訪朝する計画だ」と明らかにした。金院長と金大中平和センター関係者ら5人が開城を訪問する予定で、統一部は関係者らの訪朝を承認する方針だ。

李氏側と北朝鮮は昨年11月、陸路での訪朝と宿舎問題(百花園招待所)について合意した。しかし、李氏の健康問題で12月の訪朝は失敗に終わった。金第1書記が、「来年(2015年)良い季節に必ず平壌を訪問してほしい」という親書を送り、今年5月に訪朝が推進されたが、北朝鮮が4月末に「良い時期に日程を決めて連絡する」という通知文を送った後、連絡が途絶えた。李氏側は18日に再度、訪朝日程の協議を要請し、北朝鮮は25日、事前接触のための招請状を送ってきた。

李氏側と連絡を交わす間、北朝鮮はソウルの国連北朝鮮人権事務所の開所に反発して光州(クァンジュ)ユニバーシアード大会への不参加を通知し、「南北関係破局」を警告した。南北当局間の対話のドアは閉じ、李氏側には開いたわけだ。政府は、李氏と金第1書記の面談が成功するかどうかに注目している。朴槿恵(パク・クンヘ)政府が発足して初めて、金第1書記に会って政府の対北朝鮮政策と南北関係改善について説明する機会になるからだ。李氏側は政府の公式の要請がなくても、このような考えを伝える用意があるという。李氏を政府のメッセンジャーとして活用する必要があるという声も出ている。



zeitung@donga.com