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朝日新聞「日韓2000年の関係を蘇らせなければ」

朝日新聞「日韓2000年の関係を蘇らせなければ」

Posted June. 22, 2015 07:14,   

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朝日新聞が、東亜(トンア)日報が15日付から連載を始めた韓日国交正常化50周年記念企画シリーズ「日韓、新たな隣国に向かって」を取り上げた。日本の新聞が海外新聞の連載を紹介するのは異例のこと。

同紙は、大阪版夕刊19日付の社会面に、「日韓古代交流再び、ゆかりある土地の旅」と題する記事で、「22日で日本と韓国が国交を正常化した基本条約調印から50年になる…植民地支配の歴史認識をめぐる葛藤が続く中、韓国では古代の交流に注目する動きが出ている」とし、本紙のシリーズを詳しく紹介した。

記事を書いた中野晃記者は今年4月下旬、本紙の取材にも同行した。中野氏は記事で、「韓国の大手紙である東亜日報の国際部ハ・ジョンミン記者が桓武天皇の生母、高野新笠の陵墓がある京都市を取材のために訪れた」と伝えた。そして、同行した京都市の井上満郎・歴史資料館長の「(韓半島から渡ってきた)渡来系の母を持つ桓武天皇は、日本が東アジアとの国際関係の中に存在することを理解していた指導者だった」という話も伝えた。

そして、「東亜日報の第1回連載の末尾に、ホ・ムンミョン国際部長が『古代から続く両国の関係を蘇らせ、新たな隣国となることこそ、両国の子孫に残された役割だ』と書いた」と伝え、共感を示した。記事に紹介された韓日交流史の専門家、上田正昭・京都大名誉教授は「(国交正常化)50年を迎え、古代からの善隣友好と交流の蓄積を互いに再認識することが重要だ」とし、「政府間の関係にしばられず、今こそ市民との交流に注目しなければならない」と強調した。



bae2150@donga.com