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三星社長団、MERS対応で「頭が上がらないほど恥ずかしい」

三星社長団、MERS対応で「頭が上がらないほど恥ずかしい」

Posted June. 18, 2015 07:24,   

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三星(サムスン)グループの社長団は最近、三星ソウル病院を通じてのMERS拡大事態と関連し、徹底的な反省を誓った。

17日、三星グループによると、同日ソウル瑞草区(ソチョグ)瑞草大路の三星電子の瑞草社屋で行われた社長団協議会で、出席者らは、「頭が上がらないほど恥ずかしく、惨憺たる気持ちだ」、「深く反省しており、国民の皆様に申し訳ない限りだ」という意見を出した。また、「MERSに感染した患者たちの速やかな回復を祈り、この事態が完全に解決し、苦痛や不便を強いられている国民の皆さんが、いち早く正常な日常を取り戻すことができるようベストを尽くしていきたい」と意見をまとめた。MERS事態後、三星ソウル病院ではなく、グループのレベルで出した初の公式見解だ。

社長団はまた、事態を早めに収拾するために、グループのあらゆる力量を総動員して支援に乗り出すことについて議論した。この事態が終わり次第、病院の危機対応システムを巡り、全面的な革新が避けられないことにも共感を示した。

三星の関係者は、「グループの役員や従業員たちは言葉や行動を自粛し、さらに謹慎する姿勢を示すべきだと呼びかけた」と伝えた。三星ソウル病院の尹淳奉(ユン・スンボン)社長は、MERS事態の解決のための現場指揮のため、会議には出席しなかった。

一方同日、三星グループの社内メディアの「メディア三星」は、MERSと死闘を繰り広げている医療人や患者たちのために、役員や従業員たちが書き込みの応援を開始した。「MERSの拡散初期に適切に対応できなかった三星ソウル病院が厳しく叱咤を受けているが、今、この時間も病院の医療人や役員従業員はベストを尽くしている。三星関係者らの気持ちを集めて、全国の医療人や患者たちを応援する書き込みを掲載してほしい」という書き込みに、半日間で500件余りの応援の書き込みが掲載された。

三星生命のとある職員は、「医療人も人間だから、怖くないはずがないじゃないか」といい、「どんなに難しくても、『一緒』なら乗り越えることができる」と書いた。三星火災のとある主任は、「将来、『にもかかわらず勝ち抜いた』という誇りをもって記憶されることを願う」という内容の書き込みを残した。



jhk85@donga.com