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朴大統領「MERSの初動対応は不十分だった」

朴大統領「MERSの初動対応は不十分だった」

Posted June. 02, 2015 07:20,   

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朴槿惠(パク・クンヘ)大統領は1日、中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルスの感染拡大について、「これ以上拡大することがないよう、政府と民間専門家で構成された官民合同対策班が総力を挙げて対応し、国の医療の力を総動員してほしい」と指示した。

朴大統領は同日大統領府で開かれた首席秘書官会議で、「MERSのような新種の感染症の場合、初動対応が肝心であるが、伝播力に対する判断や接触者の確認、予防の広報活動など、初動対応が不十分だった」として、このように述べた。

また、「感染者と接触している人は、誰も管理対象から漏れることがないようにしなければならない」とした上で、「外国とは違って(韓国で)伝播力が高まった原因も徹底的に解明してもらいたい」と呼びかけた。

さらに朴大統領は、「国民を不安にさせるデマや誤った情報は速やかに正し、日常生活の中での予防法について広く周知させる必要がある」と強調した。最近、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)上では、「OO病院のICU(集中治療室)が閉鎖された」「海外メディアが、韓国について『緊急災害地第1号』と報道した」など、MERSと関連する根拠のないデマ・噂が広がっている。