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金相坤氏「革新委員は全てを投げ捨てるべき」

金相坤氏「革新委員は全てを投げ捨てるべき」

Posted May. 29, 2015 07:13,   

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「国民や党員のためにすべてを投げ捨てるような人が必要だ」。

最大野党新政治民主連合の金相坤(キム・サンゴン)革新委員長(写真)は28日、基礎自治体首長との政策協議会で、革新委構成員の要件についてこのように明らかにした。金委員長は同日の冒頭発言で、「国民の意思を反映して、革新案を黙々と作っていく人が革新委に入るべきだ」と強調した。党内では、革新委の構成員は来年の第20代総選挙に立候補しないことを覚悟しなければならないのではないかという声が出ている。

しかし、金委員長は、「すべてのことを投げ捨てると言ったのは、『公認権放棄』のことではない」と否定した。金委員長のとある側近も、東亜(トンア)日報との電話インタビューで、「派閥間対立を解消するためには、お互いに配慮し、尊重し、討論する姿勢が必要だという意味だ」といい、「党は国会議員一人のものではなく、すべての党員のものだという意味だ」と語った。

しかし、金委員長の発言を言葉通りに受け止めるのは難しいという見方が出ている。湖南(ホナム)のとある再選議員は、「すべてを投げ捨てるべきだと言われれば、果たして誰が革新委に入るだろうか」と反ばくした。そのため、金委員長が革新委に院内関係者や外部関係者をくまなく配置する案を巡って、院内関係者たちが積極的に参加するのは容易ではないだろうという見方が出ている。