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ハリス太平洋軍司令官「北朝鮮は米国が直面した最大の脅威」

ハリス太平洋軍司令官「北朝鮮は米国が直面した最大の脅威」

Posted May. 27, 2015 07:25,   

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米軍の韓半島防衛の責任を担うハリー・ハリス太平洋軍司令官(59)が25日、「米国が直面した最大の脅威は北朝鮮であり、北朝鮮のために夜も眠れない」と述べた。アジア系米国人として初めて米太平洋軍司令官となったハリス氏は、時事週刊誌「タイム」とのインタビューで、「何を最も憂慮し、何があなたを眠れなくするのか」という質問にこのように答えた。

ハリス氏は、「北朝鮮には(米国の)同盟国である韓国と日本を攻撃しようと狙う指導者がいる」とし、「金正恩(キム・ジョンウン)第1書記は、核兵器とともに大陸を越えて核兵器を飛ばす手段を持とうとしている」と憂慮した。さらに、「金第1書記が自分の考えに従わない周囲の人々を殺害していることを常に念頭に置かなければならない」とし、玄永哲(ヒョン・ヨンチョル)人民武力部長の処刑など、相次ぐ北朝鮮の権力エリート粛清事件について言及した。

ハリス氏は、中国が最近、南シナ海で人工島を建設するなど緊張を高めていることについて、「中国が東シナ海で一方的に防空識別圏(ADIZ)を宣言するなど、挑発的な行動を取っていることに批判的だ」とし、「国際法やルールに反するこのような行動は、域内の緊張を高め、平和を阻害し、隣国を不安にしている」と指摘した。

ハリス氏は、第2次世界大戦で米海兵として韓国や日本に駐留した父親と日本人の母親について、「私の父は韓国戦争に参加した。私は韓国の文化を深く理解して育った」と韓国との関係を強調した。

ハリス氏は、「(母親が日本人である)私の背景は、韓国とさらなる同盟(日本)の重要な関係を進展させるうえで役立つだろう」と述べた。



kyle@donga.com