Go to contents

カカオトークでの外貨送金、12月から可能に

カカオトークでの外貨送金、12月から可能に

Posted May. 25, 2015 07:07,   

한국어

早ければ今年末から、ダウムカカオなどの複数のフィンテック会社を通じて、多額でない外貨を海外に送金することができる見通しだ。今は銀行でのみ外貨送金が可能だ。

24日、企画財政部(企財部)によると、政府は下半期中に外国為替取引法を改正して、外貨送金が可能な事業者に「小口送金業者」項目を新設し、ここにフィンテック業者らを盛り込む方向で検討している。いくらまでを小口送金の基準にするかはまだ決まっていない。

フィンテック業者が外貨送金業者になれば、カカオトークやラインなどのモバイルアプリを利用して時間や場所にこだわらず、簡単に外国に送金することができる。今も、外国ではフィンテック会社のトランスファーワイズやカレンシーフェアーなどを通じて、ドルやユーロなどを送金するサービスが行われている。

フィンテック会社に外貨送金の門戸が開かれれば、送金市場の競争が激しくなり、関連手数料が下がるものと期待される。現在、国内から外国に送金するためには、送金する人が国内銀行に手数料を払わなければならない上、送金を受ける相手も金を引き出すとき、海外の現地銀行に手数料を払わなければならない。送金金額比手数料の割合は5%前後だ。また今は、送金の過程で複数の銀行を経ることになり、資金振り込みが完了するまで、2〜3日ほどがかかるが、フィンテック会社を通じて送金段階が減ることになれば、送金にかかる時間も大幅に減ることになる。

現在、このようなサービスの需要者としては、海外に滞在している韓国人留学生22万人や移住労働者、結婚移民者など、韓国内の外国人158万など、180万人に上るものとみられる。

一方、企財部は電子支払決済代行業者(PG)が外国為替業務ができるよう認める案も議論している。そうなれば、韓国人が外国のインターネットショッピングモールで買い物するときは、PG社を通じて外貨で代金を支払うことができ、外国人観光客が国内で買い物するときは、オンライン上の決済システムを利用して簡単に決済することができる。「直接購入」や「逆直接購入」共に簡単になる。