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ゴールドマンサックス、ビットコインに5000万ドル投資

ゴールドマンサックス、ビットコインに5000万ドル投資

Posted May. 02, 2015 07:08,   

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グローバル投資銀行「ゴールドマンサックス」がオンライン上の仮想通貨「ビットコイン」関連会社に巨額の投資をすることを決めた。最近、ビットコインの価値が大幅に下がっている中、ゴールドマンサックスがビットコイン関連主要投資家として買って出たことで、金融業界が注目している。

米紙ニューヨークタイムス(NYT)は先月30日(現地時間)付けで、ゴールドマンサックスが中国ベンチャーキャピタル会社「IDGキャピタル」と手を組んで、ビットコインで支払・決済をする金融サービス会社「サークルインターネットフィナンシャル」に、5000万ドル(約535億ウォン)を投資することを決めたと報じた。これまで、欧州など一部の国の投資会社がビットコインへの投資に関心を示したことはあるが、直接投資が行われるのは今回が初めてだ。

ビットコインの価値は、2013年は一時1ビットコイン=1200ドルまで高騰したが、様々な詐欺事件などで通貨の信頼が揺らいで、最近は1ビットコイン=225ドルまで下がっている。

ゴールドマンサックスは3月の報告書で、「現存する支払・決済システムはコストが多くかかる上、手続きが複雑なため持続可能ではない」とし、「これから金融取引はコスト・利便性の面で大きなメリットを持つ仮想通貨で行われるだろう」と見込んだ。また、仮想通貨を通じての支払・決済規模は計1兆2000億ドル(約1284兆ウォン)まで膨らむだろうと見込んだ。



minwoo@donga.com