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釜山警察、SNSで認知症の高齢者を見つける

釜山警察、SNSで認知症の高齢者を見つける

Posted April. 27, 2015 07:19,   

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警察が行方不明になった高齢者の捜索のためフェイスブックで市民に助けを求めたところ、ソーシャルネットワーク(SNS)で話が広がり、わずか2時間で問題解決となった。

釜山(プサン)警察によると、釜山市海雲台区(ヘウンデグ)にあるマンションに泊まっていたイ某さん(73・女)が24日午後4時50分頃、家を出た後、行方が分からなくなった。京畿道(キョンギド)に住むイさんは、夫と娘の家を訪ねていたが、夫が寝ている間、家を出たという。イさんの家族は午後7時、警察に行方不明の届出を出した。

海雲台警察署は、刑事らを急きょ派遣し、イさんの捜索の当たったが、届出があった翌日の午前まで収穫はなかった。結局、25日午後7時30分、釜山警察庁のフェイスブックにイさんの顔写真と人相などを公開し、市民に助けを求めた。わずか1時間で同フェイスブックの友達のうち1万3000人あまりが「いいね!」をつけ、行方不明になった高齢者の情報がSNSで広がった。

同午後9時10分頃、ある市民が「SNSで見たお婆さんを釜山東萊区鳴藏洞(トンレグ・ミョンジャンドン)のあるスーパーで見かけたような気がする」として112番に連絡した。東萊警察署の忠烈(チュンリョル)地区隊は、警官を現場に送り、午後9時30分頃、道で徘徊していたイさんを見つけた。市民に助けを求めてから2時間後のことだった。