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米有力メディア、歴史問題で安倍首相の謝罪の重要性を強調

米有力メディア、歴史問題で安倍首相の謝罪の重要性を強調

Posted April. 22, 2015 07:19,   

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日本の安倍晋三首相の訪米(26日、現地時間)を前に、「日本軍慰安婦被害者問題をはじめ、日本帝国主義の植民地支配と戦争犯罪について反省・謝罪しなければならない」との声が米国内で高まっている。

米国の有力メディアは、安倍首相が歴史問題について謝罪することを求める記事を一斉に掲載した。ニューヨークタイムズは20日、「安倍首相と日本の歴史」と題した社説で「(今回の)訪米の成功は、彼がどれほど正直に日本の戦争の歴史を直視するかにかかっている」と述べた。また、「(歴史問題に対する彼のあいまいな発言は)彼が謝罪問題について真摯に受け止めておらず、ひいてはこれを希釈化させようとしているとの疑惑を掻き立てている」と批判した。ワシントンポストも同日の東京発の記事で「安倍首相が(議会の演説で)日本軍慰安婦問題をはじめ、歴史問題について通り一遍の言及で済ますなら、東アジアの緊張はさらに高まるだろう」と警告した。

在米韓国人市民団体も、安倍首相の訪問予定地であるワシントン、ボストン、シリコンバレー、ロサンゼルスなどで抗議デモを展開するための準備に入った。

しかし安倍首相は20日日本の民間放送に出演し、8月に発表する予定の「戦後70周年談話」(いわゆる「安倍談話」)に、植民地支配、侵略、謝罪などの表現を使用しないという意向を示唆した。



bookum90@donga.com