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サントス・コロンビア大統領「韓国の教育を学びたい」 朴槿恵大統領との首脳会談で

サントス・コロンビア大統領「韓国の教育を学びたい」 朴槿恵大統領との首脳会談で

Posted April. 20, 2015 07:14,   

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「私たちの友情はいつまでも続き、深まり、両国の子孫がこれを記憶するでしょう」

朴槿恵(パク・クンヘ)大統領が18日午後(現地時間)、コロンビアの首都ボゴタのあるホテルで、スペイン語で両国の友情を強調すると、拍手が起こった。この席には、韓国戦争に参戦した勇士とその子孫約180人が参加した。コロンビアは、中南米国家の中で唯一、韓国戦争に戦闘兵力5100人を派兵した。このうち213人が死亡し、476人が負傷したり捕虜となった。

朴大統領は、参戦した勇士フランシスコ・カイセド予備役陸軍大佐に40年ぶりに再び会った。カイセド氏は1975年、朴正熙(パク・チョンヒ)前大統領の招待で大統領府を訪れた。朴大統領は令嬢として同席した。カイセド氏は、当時、朴前大統領と撮った写真と自分が書いた参戦日誌を大統領に贈った。この席には、参戦勇士の息子でコロンビア海軍最高位職のエルナンド・ウィルス・ペレス海軍司令官も参加した。

朴大統領は17日にボゴタ大統領官邸で行われた晩餐でも、「心を持つ人に忘却は難しい」というコロンビアの文豪ガブリエル・ガルシア・マルケスの言葉をスペイン語で引用した。そして、「コロンビアの勇敢な若者は、大韓民国の自由と民主主義を守るために戦った。韓国国民は彼らの貴い犠牲を心の中で大切にしている」と述べ、感謝を伝えた。

コロンビアのサントス大統領は、韓国に教育システムの伝授を要請した。サントス大統領は、「韓国の教育水準に達することが私の夢だ。韓国の教育専門家15人を3ヵ月ほど派遣してほしい」と要請した。

今回の南米歴訪では、各訪問国で1対1のビジネス相談会を開催する。先月の中東歴訪に続き2度目だ。コロンビアでは、韓国企業44社がコロンビア企業106社と相談を進めた。今回の相談会で、KTがコロンビアのメデジン市に5000万ドル相当の知能型交通システムを販売することが決定するなど、計16件、1億ドル(約1090億ウォン)相当の契約が成立した。

朴大統領は20日、南米歴訪の2番目の訪問国であるペルーの首都リマの大統領官邸で、ペルーのウマラ大統領と首脳会談を行う。ペルー訪問で最も注目されるのは、FA−50など国産の軽攻撃機のペルーへの輸出だ。軍当局は、FA−50の輸出契約が成立すれば、24機と操縦士の訓練のパッケージ、その後の軍需支援を合わせて輸出額が20億ドル(約2兆ウォン)にのぼると見ている。



egija@donga.com