フランス産小麦を使って現地のパンの味を再現したバゲット(細長く、皮はパリパリして艶のあるパン、写真)が発売された。
韓国の大手パンメーカー「パリバゲット」は2日、フランス産小麦100%で作ったバゲット3種(正統バゲット、クルミ干しぶどうバゲット、モーニングバゲット)を発売したと明らかにした。これらの新製品は、フランスから仕入れた原麦(小麦粉の原料となる、挽いていない状態の小麦)を国内で製粉して作ったのが特徴だ。このため、挽きたての小麦粉を利用して、フランス・パリのパンの味を再現できるというのが、パリバゲット社の説明だ。フランス産小麦はたんぱく質の含量が低く、ミネラルの含量は高いため、バゲットやカンパーニュのように皮がパリパリしたパンに適しているという。長時間発酵させれば、よりもっちりした食感が楽しめるだけでなく、風味も向上する。
パリバゲットはフランス現地のバゲットの味を再現するため、昨年5月韓国では初めてフランス産原麦を導入した。
mo@donga.com