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朴大統領「無謀な挑発止め、核への幻想捨てろ」 哨戒艦沈没5周年で北の態度変化促す

朴大統領「無謀な挑発止め、核への幻想捨てろ」 哨戒艦沈没5周年で北の態度変化促す

Posted March. 27, 2015 07:21,   

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朴槿恵(パク・クンヘ)大統領は26日、「北朝鮮は無謀な挑発をやめることを望む。核兵器が自国を守るという考えも捨てるべきだ」とし、北朝鮮の変化を強く求めた。

朴大統領は同日、国立大田(テジョン)顕忠院で行われた天安艦勇士5周忌追悼式で、「韓国、北朝鮮の住民皆が幸せな統一祖国を成し遂げることこそ、天安艦勇士の犠牲を無駄にしない道だ」と述べた。

また、「天安艦勇士と烈士が血と汗で守ってきた祖国を一層富強で平和な国にしていくことが、私たちに与えられた歴史的使命だ」とし、「経済再跳躍と国家革新という重大な課題を果たす時、その使命は完遂される」と強調した。そして、「政府は堅固な韓米同盟を軸に確固たる戦争抑止力を確保し、再び天安艦襲撃のようなことが起こらないようにする」と誓った。

特に朴大統領は、「105年前の今日、殉国した安重根(アン・ジュングン)義士は、獄中で『人は遠くを考えなければ、大事を成し遂げ難い』という遺墨を残した。統一が明日すぐに訪れなくとも、未来に必ず実現することを信じ、今から少しずつ準備していかなければならない」と強調した。

朴大統領は軍需産業の不正に関連して、「天安艦勇士の英霊を前にして、大変恥ずかしく嘆かわしい」とし、「軍需事業不正を完全に根絶し、再びこのような売国行為が大韓民国に足を踏入れないようにする」と強調した。

追悼式に先立ち、朴大統領は天安艦沈没で亡くなった故キム・テソク元士の妻イ・スジョンさんに会い、「悲しみにどうやって耐えていますか。あの方々の犠牲と献身を忘れません。今後も遺族の皆さんにしっかりと対応します」と述べた。また、故キム・ギョンス上士の娘のキム・ダイェさんには、「生活は大変ではないですか。国のために犠牲になったお父さんのことを考えて立派に成長することを祈ります」と言葉をかけた。

この追悼式を最後に、天安艦沈没関連の政府追悼式は行われない。事件発生から5年が経過すれば政府公式の追悼式を停止するという国防部部隊管理訓令による。しかし、遺族や与党指導部が問題視し、追悼式を継続するかどうか公論化が予想される。



egija@donga.com