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福島原発、汚染水1日300トンを海に

Posted March. 26, 2015 07:31,   

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「当面の最大の問題は汚染水です。汚染水を減らすことが最大の課題です」

日本の福島第1原発の小野明所長は24日、現場を訪れた外信共同取材団にこのように明らかにした。

2011年3月の東日本大震災で放射性物質が大量に流出して4年が経過したが、福島原発の敷地にはまだ危険が消えていない。懸命な努力にもかかわらず、1日平均約300トンの汚染された地下水が海に流れており、約束した廃炉はいつ実現するか分からない状況だ。東京電力側は、「廃炉まで30〜40年かかるだろう」とし、「長期戦の体制を整えている」と話した。

共同取材団が訪問した時は、原子炉を囲んで土地を凍らせる凍土遮水壁工事の真っ最中だった。1.5キロメートルにのぼる原子炉1〜4号機の周囲を地下30メートルの深さまで掘り、凍結管を入れる作業だ。

小野所長は、汚染水が福島原発から海に流れ出ていることについて、「(福島原発の港湾外の)海水に含まれた放射性物質の測定では、特に異常はないと確認された」と主張した。しかし、日本の消費者は、汚染水が流れ出た海で収穫された福島産の水産物に不安を抱いている。(福島=共同取材団)

パク・ヒョンジュン特派員lovesong@donga.com