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中国「わいせつ画像フィッシング」組織を摘発

中国「わいせつ画像フィッシング」組織を摘発

Posted March. 25, 2015 07:25,   

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画像チャットサイトにアクセスした男性のわいせつ行為の動画を入手し、700人余りを恐喝して20億ウォンを手に入れた中国の「わいせつ画像フィッシング」組織が摘発された。わいせつ画像フィッシングは、画像チャットで男性の裸やわいせつ行為を写真や動画に撮って脅迫し、金を奪う詐欺だ。

京畿(キョンギ)地方警察庁広域捜査隊は24日、わいせつ画像フィッシングで金を手にした後、不法に換金して中国に送金した容疑(恐喝および外国為替取引法違反等)で国内総責のシン容疑者(36)ら5人を逮捕し、キム容疑者(45)ら7人を不拘束立件したと明らかにした。シン容疑者ら3人は帰化し、その他は中国同胞だ。

彼らは、美しい女性が登場する携帯電話の画像チャットを通じて男性にわいせつ行為をするよう誘導し、動画(わいせつ画像)を録画した。そして、映像を知人に流布すると脅迫し、最大で3000万ウォンを払わせるなど、昨年6月から今年2月までに763人から20億ウォンを恐喝した。この金は、ソウル永登浦(ヨンドゥンポ)や東大門(トンデムン)などにある両替所などを経て、中国にあるシン容疑者の口座に入金された。シン容疑者はこの金を再び中国現地にいる中国の総責の口座に送金した。

警察は同じ期間に、シン容疑者ら2人の口座から中国総責など数人に計310億ウォンが送金されていたことを確認した。わいせつ画像フィッシング被害の金を除いた290億ウォンも、犯罪資金である可能性が高い。警察は、別の犯罪組織が関与していると見て捜査を拡大している。



bibulous@donga.com