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「スポーツギャンブルを暴露」 プロ選手を脅迫した元プロ選手を在宅起訴

「スポーツギャンブルを暴露」 プロ選手を脅迫した元プロ選手を在宅起訴

Posted March. 24, 2015 07:14,   

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プロ選手を相手に違法スポーツギャンブルの事実を暴露すると脅迫して、金を強請ろうとした元プロバスケットボールやバレーボール選手などが警察に逮捕された。京畿(キョンギ)地方警察庁・サイバー捜査隊は、恐喝未遂容疑でビョン某容疑者(29=元プロバスケットボール選手)を拘束し、詐欺などの容疑でヨム某容疑者(30=元大学バレーボール選手)やキム某容疑者(33=無職)を在宅起訴した。

ビョン容疑者は昨年11月から同年12月にかけて、国家代表出身プロバスケットボール選手のA氏(30)に16回に渡って携帯メールを送り、「かつて、違法スポーツギャンブルをした事実を知っている。2000万ウォンを寄こせ」と脅迫した容疑だ。2013年から、京畿龍仁(ヨンイン)市役所で社会服務中のビョン容疑者は、昨年9月から12月に掛けて勤務中に知り合った1人暮らしの高齢者などに近づき、通帳やキャッシュカードを受け取って、基礎生活受給費700万ウォン余りを騙し取った容疑で今年1月立件されたこともある。A氏は警察での取調べで、違法スポーツギャンブルをやった情況は確認されなかった。

ヨム容疑者とチェ容疑者は2012年4月、バレーボールの八百長事件で実刑判決を受け、プロバレーボール界から永久除名されると、大学バレーボール選手だったカン氏や知人のキム氏に近づき、「試合の八百長をやろうと思っている。そのための資金が必要だ。現職バレーボール選手のC氏(27)も一緒にやっている」として、200万ウォンずつ、計5000万ウォンを騙し取った容疑で拘束された。ヨム容疑者はさらに、現職バレーボール選手のB氏(30)に電話や携帯メールを通じて、「私は試合の八百長のために2年間服役したことがある、お前も服役すべきではないか」などと、常習的に脅迫した容疑ももたれている。バレーボールの八百長事件当時、B氏は容疑無しの処分を受けた。

ヨム容疑者とチェ容疑者に騙されて5000万ウォンを失ったカン氏とキム氏は、現職のプロバレーボール選手のC氏に、金を返すべきだと脅迫したことが取調べで分かった。警察は昨年12月末、国民体育振興公団から一部のプロ選手に脅迫的な携帯メールが届いているという内容の捜査依頼を受け、捜査に着手して、犯行の全容を明らかにした。警察は立件された彼らが、実際八百長などを行った事実は見つけられなかった。