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韓中日外相、3国首脳会談の早期開催で一致

韓中日外相、3国首脳会談の早期開催で一致

Posted March. 23, 2015 07:19,   

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韓中日3国の外相は「都合の良い最も早い時期」に3国首脳会談が開催されるよう努力することで合意した。2012年5月以降開かれていない3国首脳会談の年内開催が実現するか注目される。

尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官と中国の王毅外相、日本の岸田文雄外相は21日、ソウルの新羅(シルラ)ホテルで「第7回韓中日外相会談」を開き、このような内容に合意した。3国はメディア向けの共同発表文で「今回儀を契機に3国間の協力体制が復元に向かうことを期待する」とし、「歴史を直視し、未来に向かうという精神に立ち、二国間の関係改善や3国間の協力強化に向けて共に努力することにした」と明らかにした。さらに「韓半島における核兵器の開発に反対する立場を再確認し、国連安全保障理事会の決議や9・19共同声明で謳っている国際的義務と約束が誠実に履行されるべきであるということで意見が一致した」と確認した。

2007年に始まった韓中日3国外相会談で北朝鮮核問題に関する言及が合意書に盛られたのは初めて。会談に先立ち、朴槿恵(パク・クンヘ)大統領は大統領府で外相らを会見し、「北朝鮮核問題の解決は南北関係の改善はもちろんのこと北東アジアの安定に貢献するという面で、韓中日が北朝鮮の非核化に向けて実質的な進展のために努力していくだろう」と強調した。

3国外相は原子力安全を巡る協力の強化はもちろん、核の安全保障、災害管理、環境、青少年の交流などでも協力を拡大していくことにした。また3国間の対テロ協議会やアフリカ政策対話を再開し、3国間の自由貿易協定(FTA)交渉も拍車をかけることにした。

尹長官は同日の記者会見で「3国が北朝鮮の核兵器開発に対する確固とした反対の立場を表明し、北朝鮮の核開発能力の高度化を阻止するための協力も強化することにした」と述べた。王外相は「最近、歴史認識問題で3国間協力が大きな影響を受けている」として日本を批判。岸田外相は「今日、首脳会談の早期開催に合意したことを歓迎する」とコメントした。王外相は同日午前、韓中間の外相会談と大統領表敬で議論を呼んだ高高度ミサイル防衛(THAAD)システムについては一切触れなかった。



shcho@donga.com