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朴商玉聴聞会、野党が開催へ舵切りか

Posted March. 20, 2015 07:18,   

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最大野党新政治民主連合は、朴商玉(パク・サンオク)最高裁判官候補の人事聴聞会の開催について、24日最終的に判断することにした。当初、同日の議員総会で決定する予定だったが、それを再び見合わせており、その決定権を院内執行部に委ねたところが目に付く。聴聞会不可から開催の方向に変えようとする動きと見られる。

19日、同党の議員総会で田炳憲(チョン・ビョンホン)議員ら2議員は、「聴聞会を開くべきだ」と主張した。田議員は「これまで、聴聞会ボイコットで我々の一貫した立場を十分主張してきた」とし、「これからは、国会法の手続きに基づいて聴聞会を開き、国民にその内容を知らせた後、世論を見極めてから判断すべきだ」と話した。これまで、聴聞会開催に強く反対してきた李仁榮(イ・インヨン)議員などが欠席し反対意見は出なかった。聴聞会不可の声が押されているという見方も出ている。

与党セヌリ党の金武星(キム・ムソン)代表は、「(朴候補が)資格が無いと思えば、聴聞会を経て否決させれば済むことだ」とし、「(野党が再び聴聞会開催を見送ったのは)国会機能を諦めるのと同様だ」と圧迫した。セヌリ党は同日、聴聞会を開き、4月の臨時国会初日の4月7日に採決すべきだと提案した。

新政治連合の禹潤根(ウ・ユングン)院内代表は同日、「3月に聴聞会を開くこともできる」としながらも、「本会議は来月23日に決まっており、(聴聞会の)時期に余り拘っていない」と話した。たとえ聴聞会を開いても、直ちに本会議で任命同意案を採決しないという意味だ。方向転換の過程で難航している。