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オバマ大統領の最側近で格別な韓国愛、リッパート米大使は…

オバマ大統領の最側近で格別な韓国愛、リッパート米大使は…

Posted March. 06, 2015 07:31,   

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昨年10月に赴任したリッパート駐韓米大使(42)は、歴代最年少の駐韓米国大使として話題を集めた。また、オバマ大統領の最側近の実力者という点も注目を浴びた。

韓国に赴任した後、リッパート大使は大胆な「スキンシップ」で話題を集めた。愛犬クリクスピーと散歩し、ソウル市民と撮った写真を掲載するなど、日常を伝えたりもした。先月には映画「国際市場」の背景である釜山(プサン)国際市場を訪れ、おでんを食べ、「コップニネ」を訪れた。今年1月にソウルで第一子が誕生したリッパート大使は、息子のミドルネームを韓国式の名前「セジュン」とつけた。また、「リッパート家族の韓国ばなし」というブログやツイッターを通じて韓国への愛情を表現した。

オハイオ州シンシナティで生まれたリッパート大使は、スタンフォード大学で政治学学士号と国際政治学修士号を取得した。1999年には、民主党上院政策委員会の外交国防政策補佐官として政界に足を踏み入れた。リッパート大使は2005年、上院議員だったオバマ大統領の補佐官(外交安保担当)となり、政治的関係を築いた。2008年の米大統領選挙で、オバマ陣営の外交安保政策参謀を務め、側近として浮上した。

リッパート大使はオバマ政府発足後、国家安全保障会議(NSC)首席補佐官や秘書室長、国防次官補(アジア・太平洋担当)、国防長官秘書室長などの要職を歴任した。リッパート大使は、オバマ大統領のイラク駐留米軍の撤収決定にも影響を及ぼしたという。