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千正培氏が新政治連合を離党、光州西乙から無所属出馬を宣言

千正培氏が新政治連合を離党、光州西乙から無所属出馬を宣言

Posted March. 05, 2015 07:22,   

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野党新政治民主連合の千正培(チョン・ジョンベ)常任顧問が、離党して4・29光州(クァンジュ)西乙の補欠選挙に無所属で出馬する。

千氏は4日、東亜(トンア)日報の電話取材に対して、「9日に出馬宣言をして離党する」と明らかにした。千氏は「今の野党の姿では政権交代できないのは明らかだ」とし、「光州の有権者が野党にイエローカードを出さなければならない。それは千正培を選択することだ」と述べた。「党の候補として選挙に出る考えはなかった」とも述べた。

これに対して、文在寅(ムン・ジェイン)代表は同日、全羅北道全州市(チョンラプクト・チョンジュシ)の韓国炭素融合技術院を訪れた後、記者団に対して、「非常に残念だ」と述べた。そして、「出馬を望む人はいつでも我が党の予備選挙に合流し、公正かつ透明に競争をすることが望ましい。(千氏が)最終的に(離党を)確定したのでないなら、もう一度(党残留を)望む」と話した。

文代表は先週、千氏に会って、「党の予備選挙に参加してほしい」と言った。全羅道(チョンラド)の当選3回の議員も、「無所属では出ないでほしい」と要請した。しかし、千氏はこれをすべて断った。

このため、新政治民主連合の前身であるヨルリン・ウリ党創党の立役者である「千(千顧問)・辛(辛基南議員)・鄭(鄭東泳前常任顧問)」の3人は、それぞれの道を進むことになった。

鄭東泳(チョン・ドンヨン)氏は1月に離党した後、新党を推進する国民の会に合流した。鄭氏は、国民の会への参加を千氏にすすめたが、千氏は無所属での出馬を決めた。

結局、辛氏だけが新政治民主連合に残った。辛氏は、2・8全党大会の選挙管理委員長を務め、「予備選挙ルール変更」論議が起きた時、事実上、文代表の手を取ったと言われている。

第15代国会入門の同期である「千・辛・鄭」の3人は、第16代国会の時、与党だった新千年民主党で、権魯甲(クォン・ノガプ)前議員など元老の「後退」を主張する「整風」運動を主導した。盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領の在任当時には、与党(ウリ党)の代表(鄭、辛)と院内代表(千)を務めた。



beh@donga.com