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来月プロデビューの申秀智「破壊力溢れるボウリングは私のタイプ」

来月プロデビューの申秀智「破壊力溢れるボウリングは私のタイプ」

Posted February. 28, 2015 07:17,   

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「正直、負担を感じるよりは胸がどきどきします。プロボウリング大会への初出場であり、どうせ順位内に入れるわけもないから、気持ちは楽です。むしろ、難しいレーンに出会ったらどうしよう、という期待もあります」

申秀智(シン・スジ、24)の声は限りなく明るかった。新体操の元祖妖精からプロボウリング選手に鞍替えしてからの初大会が目の先なのに、全く緊張する気配などなかった。申秀智は来月4日から6日にかけて、ソウル孔陵(コンルン)ボウリング競技場で行われる2015ローズフィールド・アマゾン水族館杯でプロのデビュー戦を行う。昨年2月、プロボウラーのパク・ギョンシンさん(38)とトレーニングを開始してから1年余りのことだ。

ボウリングに打ち込んで、毎日30ゲームをこなしてK血亜申秀智は最近、訓練量を減らした。手に無理がいかないようにするためだ。彼女は、「コーチ(パクさん)から、1日当たり10ゲームだけするように言われているが、ついつい欲が出てきて、20ゲーム近くこなすようになる」と笑った。プロボウリング選手らは、男女共に15ポンドのボールを多く使っている。申秀智は、最初ボウリングを始めた時は、トレーニングをやりすぎて、手の指に異常をきたした。その後、ボールの重さを減らし、昨年11月のプロテストの時も、14ポンドのボールを使った。一月前からデビュー戦に備えるため、ボールも重さ15ポンドにあげたところ、再び指に無理が生じた。病院での治療とトレーニングとを並行しながら、申秀智は、「我慢することには慣れており、大丈夫だ」と話した。

自ら「運動中毒だ」と主張する申秀智は、2011年に引退した後、ゴルフや野球、乗馬などさまざまなスポーツを楽しんできた。その中でもとりわけボウリングが好きだった。2013年末、友人たちと訪れたボウリング場で、生まれて初めてボウリングボールを手にした。運動神経には比較的自信があると思っていたが、ボウリングは全く違った。ひどいと思われるほど下手だった。それが刺激となった申秀智は毎日、1人でボウリング場を訪れ、練習した。そのうち、パクさんを紹介され、正式に指導を受けるようになった。

申秀智にとって新体操は、きついが情を切れない複雑微妙な対象だったなら、ボウリングは楽しい運動だ。彼女は、「ボウリングは破壊力があって魅力的だ。新体操をする時も、強くてカリスマのある演技が好きだった。パワーとエネルギーのあるボウリングボールが気に入っている」と話した。申秀智は今年、できるだけ多くのボウリング大会に参加したいと思っている。多くの経験を積むためだ。最近、放送出演も活発に行っている彼女だが、「新体操選手時代には一所懸命に努力したことに比べ、注目を集められなかったことが残念だ。ボウリングも国際大会の親孝行種目だが、まだ人気の無い種目だ。放送を通じて、もっとボウリングをPRしていきたい」と話した。