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朴大統領「韓半島の安保予測が一層困難になった」

朴大統領「韓半島の安保予測が一層困難になった」

Posted February. 06, 2015 07:04,   

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朴槿恵(パク・クンヘ)大統領は5日、「光復(解放)後70年間で韓国は世界が驚く繁栄と発展の歴史を築いたが、まだ祖国統一という最後の課題は果たせていない」と述べた。朴大統領は同日、大統領府で中央統合防衛会議を開き、「今後、韓半島統一時代を開いて行く道で最も重要な土台は、堅固な国防と安保だ」と明らかにした。

朴大統領は、「北朝鮮は、核と経済の並進路線をあきらめず、核兵器と長距離弾道ミサイルの開発を続けている」とし、「韓半島の安保は一層予測が困難になっている。韓国軍は確固たる軍事の備えを維持し、北朝鮮の挑発を抑制しなければならない」と強調した。また、「今年、韓国政府が条件のない対話を提案したが、北朝鮮は前提条件を出して挑発警告を続けている」と述べ、遺憾の意を示した。

また朴大統領は、「最近の『イスラム国』の無差別テロと殺傷を見るように、世界紛争とテロの脅威は危険の水位を越えている」とし、「サイバー攻撃や伝染病、自然災害といった非軍事的、超国家的脅威に備える徹底した態勢を整える必要がある」と強調した。中央統合防衛会議は1968年に武装共産軍侵入対策づくりのために始まり、毎年開かれている。

一方、朴大統領は内閣改造と大統領政務特補団の人選を李完九(イ・ワング)首相候補の国会承認の手続き後に先送りする可能性がある。李氏に対する人事聴聞会は9、10日に、任命同意案の本会議の採決は12日に実施される。2日に選出された与党セヌリ党の劉承ミン(ユ・スンミン)院内代表が幅広い人的刷新を求めているため、李氏が正式に任命された後に党の意見を反映して人的刷新の幅と時期を調整する考えだ。