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李在鎔・三星副会長、来韓の王洋副・中国副首相を面談

李在鎔・三星副会長、来韓の王洋副・中国副首相を面談

Posted January. 24, 2015 07:03,   

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三星(サムスン)電子の李在鎔(イ・ジェヨン)副会長は23日、ソウル中区東湖路(チュング・ドンホロ)の新羅(シルラ)ホテルで、中国政治圏の実力者として浮上した中国の汪洋国務院経済担当副首相に会って、相互の交流拡大を約束した。

李副会長はこの席で、「韓中両国間の人的交流の増加を受け、新羅ホテルや龍仁(ヨンイン)エバーランドのテーマパークを訪れる中国人が増えている」とし、「中国地方政府や企業とも協力を拡大して、韓中交流の活性化に積極的に参加していきたい」と話した。王副首相もこれに対して、積極的な支援意思を明らかにし、三星との中長期的な事業協力の意志を示したという。

李副会長は昨年2月、中国北京で三星電子の権五鉉(クォン・オヒョン)副会長ら一緒に、当時の広東省書記だった王副首相と1時間ほど面談したことがある。王副首相も2009年、惠州の三星電子の携帯電話の製造工場を訪問するなど、中国内三星事業所を3度も訪れた。

24日まで韓国に滞在する王副首相は、LGグループの具本茂(ク・ボンム)会長とも面談するという。LGグループも王副首相が党書記を務めたことのある広東省に4兆ウォンを投資して、昨年9月、LGディスプレーの8世代液晶表示装置(LCD)パネル工場を完成した。

これに先立て、崔鍫煥(チェ・ギョンファン)経済副首相兼企画財政部長官もソウル中区乙支路(チュング・ウルジロ)のロッテホテルで王副首相と面会し、両国経済や文化協力の強化策について議論した。両国の副首相はこの席で、韓中自由貿易協定(FTA)の早急な署名や発効が実現されるよう、協力することに合意した。