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昨年の税収不足額10兆ウォン台、過去最大規模

昨年の税収不足額10兆ウォン台、過去最大規模

Posted January. 12, 2015 07:20,   

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昨年度の政府の税収が、当初の予想を10兆ウォン以上を下回る見通しだ。今年度も歳入欠陥が予想されており、史上初めて4年連続の歳入欠陥となる可能性を懸念する見方が出ている。

企画財政部などによると、昨年度の歳入欠陥額が10〜11兆ウォンに上る見通しだという。当初、昨年に国税として216兆5000億ウォンの税収を見込んだが、実際には205〜206兆ウォンに止まるだろうと、政府は見ている。

政府高官は、「内需の回復基調が明確でなく、消費者物価の上昇率も1.3%にとどまっており、歳入に大きな影響を及ぼす名目成長率が下振れしている」と話した。これを受け、政府の見込み値に対する税収不足額は、12年(2兆8000億ウォン)と13年(8兆5000億ウォン)に続き、昨年は過去最大となる見通しだ。

今年の国税収入も、政府の見積りを下回るだろうという見方が強い。国会予算政策処は、今年の名目成長率5.6%を前提に、今年の国税収入を218兆2000億ウォンと予測した。政府の歳入予算(221兆1000億ウォン)を2兆9000億ウォンほど下回る金額だ。ただ、国際原油価格の下落による石油製品の消費増加やタバコ価格の値上げによるタバコ関連税収の増加で、国税収入がやや増える可能性も出てきたという見方もある。