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セヌリ党首脳「改憲を語る時ではない」

Posted January. 05, 2015 07:18,   

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与党セヌリ党の李完九(イ・ワング)院内代表は4日、「経済回復に向けて構造改革をしようという時に『改憲』を語ればどうなるのか」と述べた。

李氏は、あるテレビ番組に出演し、「今年、改憲が行われるのか」という質問に、「改憲は権力構造を変え、次期(大統領選挙)にまで関わる敏感な問題だ。争点化すればブラックホールになる」と述べ、改憲論議に否定的な考えを示した。

李氏は、「改憲の基本前提として、国民の欲求が噴出しなければならない。しかし今のところ、内閣制や大統領中心制、オーストリア式二元的政府制など『百家争鳴』の状態だ」と線を引いた。そして、「(昨年10月に憲法裁判所が現在3対1の一票の格差が憲法に反すると決定したため)選挙区制を変えなければならない。政治改革特別委員会で全般的な内容を整える必要がある」としながらも、「改憲は慎重に行わなければならない」と付け加えた。

番組の共同司会として出演した親朴系(朴槿恵大統領系)の洪文鐘(ホン・ムンジョン)セヌリ党議員は、内閣改造の時期について、「2月に小幅で行い、おそらく5月に少し大幅で行うのではないか」と述べ、最近与党内で提起されている「分離改閣説」を示唆した。一部では、李氏の代表任期が終わる時期(5月7日)を念頭に置いているという観測も流れている。

これに対して李氏は、「全く(首相任命の)提案を受けたことはない」と一蹴した。ただ、「(もし首相になるなら)何から手をつけたいか」という質問に、「野党を国政の重要な軸と見て意思疎通する必要がある」と答えた。また、「首相は、懸案があれば野党にまず説明して意見を聞かなければならない。それから政府内でレビューし、その後に与党と接触して協力する共同体を作ることが重要だ。(しかし、これまでそう)しなかった」と述べた。