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金與正、金正恩の軍事訓練参観に初同行

Posted December. 31, 2014 04:23,   

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北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)労働党第1書記が、第851軍部隊・女性放射砲区分隊の砲射撃訓練を、妹の金與正(キム・ヨジョン)労働党副部長と一緒に参観した。金與正が兄の金正恩の軍事訓練の参観に公に同行したのは、今回が初めてだ。

労働新聞が30日付に掲載した写真には、金正恩が、黄炳誓(ファン・ビョンソ)総政治局長などの軍首脳部と話を交わしたり、訓練を見守る姿が盛り込まれている。妹の金與正も遠いところから、これを見守るシーンが、朝鮮中央テレビを通じて放送された。

第851軍部隊は、江原道(カンウォンド)にある第7師団として知られており、区分隊は、大隊級以下の部隊を指す。金正恩は今年4月も、この女軍放射砲部隊の砲射撃訓練を参観した。

訓練を見守った金與正は、「女性の放射砲兵らは、本当にうまく砲を撃っている」と褒め、「抜き打ちに予期せぬ状況を作って、予期せぬ形や方法で、各部隊の訓練を強力に組織、指導すること」が重要だと強調した。今回の軍事訓練への参観には、金與正のほか、崔龍海(チェ・リョンへ)党書記や黄炳誓軍総政治局長などが同行した。

一方、労働新聞の1面の写真から、チェ・ヨンホ空軍司令官が上将(3星)階級章をつけていることが分かった。チェ・ヨンホは今月初頭、金正恩の空軍第458軍部隊への視察を遂行するときは、中将(2星)だった。彼は最近、空軍司令官への赴任直後に昇進したものと見られる。