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首都圏で鳥インフル発生、販売店11ヵ所を臨時閉鎖へ

首都圏で鳥インフル発生、販売店11ヵ所を臨時閉鎖へ

Posted December. 29, 2014 04:47,   

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京畿道城南市(キョンギド・ソンナムシ)で、高病原性鳥インフルエンザ(AI=H5N8型)が発生した。今年9月以降、首都圏で高病原性AIの感染が確認されたのは初めて。

農林畜産食品部(農食品部)は28日、今月22日に城南市牡丹(モラン)市場で販売される地鶏から採取した試料を検査した結果、高病原性AIに感染したことが確認されたと発表した。

これを受け、農食品部は市場内の11の鶏販売店11店舗を閉鎖し、市場の中で飼育していた家きん類約3200羽を殺処分した。また、AI感染地鶏の供給元とされる仁川市江華郡(インチョンシ・カンファグン)の農場に対して、消毒・移動制限の措置を取ると共に、AIの感染経路などに関する疫学調査を行っている。

今回、農食品部がAI発生の事実を速やかに公表しなかったため、AI拡散の初期対応に失敗したという議論が起きている。週末に人の往来の多い牡丹市場で、AIが他の地域に広がったり、AI感染地鶏が消費者に販売された可能性を排除できないからだ。

これについて農食品部の関係者は、「飼育農場とは違って、在来市場は家きん類が屠畜・販売される最終場所であり、他の農場にAIが拡散するリスクは低いと判断したため、報道資料を別途配布しなかった」とし、「今後迅速な情報提供に努めたい」と述べた。

一方、高病原性AIは今年に入って季節を問わず発生しており、殺処分されたカモと鶏は史上最大の1500万羽に迫っている。済州道(チェジュド)は28日0時を期して、京畿地域で生産される家きん類の道内への搬入を禁止した。