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「私の不徳の致すところ」  親族就職の口利きで野党首脳が謝罪

「私の不徳の致すところ」  親族就職の口利きで野党首脳が謝罪

Posted December. 22, 2014 03:55,   

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野党新政治民主連合の文喜相(ムン・ヒサン)非常対策委員長が19日、大韓航空に義理の弟の就職に口利きをしたという疑惑について謝罪した。疑惑が浮上してから4日が経った。文氏は2004年3月、大韓航空の趙亮鎬(チョ・ヤンホ)会長に頼み込んで義理の弟を米国の大韓航空の関連会社に就職させた。義理の弟は勤務もせず、2004年から2012年までに74万ドル(約8億ウォン)を給与の名目で受け取ったとされる。

文氏は、非常対策委での発言の最後に、「義理の弟の就職に関連して、結果的に私のために義理の弟が特恵を受けたなら、私の不徳の致すところ」とし、「国民と党員に心配をかけて申し訳ない」と謝罪した。そして、「波瀾万丈な私の30年余りの政治経歴の中で、ただの一度も子どもや国民に恥ずべきことをしたことはないという自負心で頑張ってきたが、最近、家庭内の問題が明るみになり、恥ずかしく惨憺たる思いだ」と述べた。文氏は謝罪発言をした後、席から立ち上がり頭を下げた。しかし、非常対策委員長は続ける考えだ。文氏側の関係者は、「疑惑は疑惑にすぎず、文氏は潔白だ」と述べた。

ソウル南部地検は同日、文氏事件を刑事6部(金裕迵部長検事)に割り当てた。検察は近く文氏と大韓航空関係者を呼んで事情聴取する計画だ。保守派市民団体のハンギョレ青年団は、文氏を公職者倫理法違反容疑で告発した。

検察は、第3者賄賂供与が適用できるかどうかも検討している。検察関係者は、「就職の口利きがあったのは2004年だが、義理の弟の最後の給与の受け取りは2012年なので、時効(第3者賄賂供与は7年)が残っている可能性が高い」と述べた。