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「金入りポケットのついた女性用ショーツ」を履いた60代の泥棒

「金入りポケットのついた女性用ショーツ」を履いた60代の泥棒

Posted December. 15, 2014 07:49,   

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敬虔な気持ちで、女性用ショーツをはいた。ショーツの真ん中の部分には、盗んだ現金を入れるポケットまで作った。「女性用下着をはいてから、泥棒をすればつかまらない」という俗説を信じていたからだ。

窃盗など、前科8犯のファン某容疑者(63)は、9月8日午前2時ごろ、ソウル江西区(カンソグ)のとある住宅街の外壁のガス配管を伝って、明かりの消えている2階の空き家に入り込み、家の中を物色していた。その時、持ち主のキム某氏(32)が帰ってきて、「誰だ!」と叫ぶと、びっくりしたファン容疑者は、入ってきた狭いキチンの窓から逃げようとした。しかし、下半身が窓に引っかかった。後を追ってきたキム氏が、ファン容疑者の腰のベルトを引っ張り出した瞬間、ベルトが外れて、黒いズボンに白の女性用ショーツ、靴が脱がれた。ファン容疑者は1階に落ちた後、下半身が脱がされた状態で逃げた。

警察は、女性用ショーツについていた体液や体毛の遺伝子(DNA)鑑識を国立科学捜査研究院に依頼し、前科のあったファン容疑者の身元を確認して、12日、特殊窃盗などの容疑で拘束した。ファン容疑者は、京畿富川市遠美区(キョンギ・ブチョンシ・ウォンミグ)周辺の女性らの間で、「歯の兄さん」と呼ばれていた。前歯が抜けている上、言い回しがうまく、知り合いの女性らに下着をプレゼントするなど、彼を知らない人がいないほどだったという。