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朴大統領、「閣僚の言動にプライベートはない」と一喝

朴大統領、「閣僚の言動にプライベートはない」と一喝

Posted December. 10, 2014 05:47,   

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朴槿惠(パク・クンヘ)大統領は9日、「閣僚の全ての言動はプライベートなものではなく、国民に目を向ける使命感から始まらなければならない」と強調した。朴大統領は同日大統領府で閣僚会議を主宰し、「閣僚は一個人ではなく、国民に代わって任された役目を果たす人間だ。閣僚の(政策)実行は国の未来を左右する」と述べた。

同発言は、来年の政権3年目を迎え、経済革新や構造改革などへのまい進を注文する時に出た発言だが、一部では劉震竜(ユ・ジンリョン)前文化体育観光部長官の「いきなりの暴露」を指摘したものとする見方もある。劉前長官は昨年9月、文化体育観光部の局長と課長が更迭されたのは、朴大統領の直接的な指示によるものだと主張し、「陰の実力者による人事介入」の波紋を呼んだ。

朴大統領はさらに、「来年は経済革新3ヵ年計画を本格的にスタートさせる初年度に当たる」とし、「各省庁が実行する一つ一つは、国民の暮らし、ひいては我々の未来を左右するほどの重みを持っている」と強調した。陰の実力者を巡る議論や権力闘争説など、世間の疑惑を一掃し、新年の経済革新にまい進する意志を表したものとされる。