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五輪の分散開催、平昌にまず適用か

Posted December. 08, 2014 03:44,   

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国際オリンピック委員会(IOC)が2018年平昌(ピョンチャン)五輪を開催する韓国と、2020年東京五輪を招致した日本が、一部の種目を分けて開催する案を提案した。トーマス・バッハIOC会長(写真)は7日、モナコのモンテカルロでIOC理事会を終えて後、「8日と9日に開かれるIOC総会で『五輪アジェンダ2020』が通過すれば、韓国と日本が費用を減らして競技場の事後活用問題などを解消するため、一部の種目を分散開催できる」と話した。また、バッハ会長は、「来年1、2月にIOCの関係者を韓日両国に送って現地調査を実施する計画だ」と明らかにした。

ロイターやAP通信などは、「ボブスレーとスケルトンなどのソリ種目の一部を、1998年の冬季五輪を開いた日本長野で開催する案を検討中だ」と配信した。

こうした動きについて、モナコを訪問中の趙亮鎬(チョ・ヤンホ)平昌五輪組織委員長は、「五輪アジェンダ2020が確定すれば、我々に多様な機会が提供されるだろうけど、競技場の再配置などに関してはIOCと引き続き話し合いをしたい」と述べ、即答を避けた。

平昌五輪組織委員会と韓国政府の関係者らは、「すでにアルペンシアリゾート内のソリ競技場をはじえ6つの競技場を着工した状態だ。国民感情を考えれば、分散開催は容易ではない」として、可能性を否定している。