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三星が定期社長団人事、スマホ部門の社長5人中3人が退陣

三星が定期社長団人事、スマホ部門の社長5人中3人が退陣

Posted December. 02, 2014 08:09,   

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三星(サムスン)グループがスマートフォン事業を担当する三星電子・無線事業部の社長団5人中3人を退陣させた。申宗均(シン・ジョンギュン)ITモバイル(IM)部門社長は留任させたものの、社長指揮下の李敦珠(イ・ドンジュ)マーケティング担当社長や李哲煥(イ・チョルファン)開発担当社長、購買を担当してきた金在權(キム・ジェグォン)グローバル運営室長(社長)は退いた。大きな枠組みの中で、組織の安定化を進めるものの、業績悪化への責任は絶対に問うというメッセージとして受け止められている。三星SDSの差益で議論となっている三星先物の金仁宙(キム・インジュ)社長は、三星経済研究所戦略担当社長に移動する。

三星は1日、社長昇進3人、代表副社長昇進1人など、市場最小規模の今年の定期社長団人事リストを発表した。予告していた通り、オーナー一家の昇進や副会長昇進はなかった。申社長を始めとして、三星電子の權五鉉(クォン・オヒョン)部品(DS)部門副会長や尹富根(ユン・ブグン)消費者家電(CE)部門社長は留任となった。

昇進人事は最小化したものの、「業績あるところに補償あり」という原則は守った。9年間連続して世界テレビ市場でトップを守りぬいたCE部門映像ディスプレー事業部の金鍱奭(キム・ヒョンソク)副社長は社長に昇進した。史上最高水準の業績が上げたDS部門メモリー事業部でも、全永鉉(チョン・ヨンヒョン)副社長が社長に昇進した。部品事業専門家の李潤泰(イ・ユンテ)元三星ディスプレー副社長は、三星電気代表取締役社長に昇進した。

高齢幹部級役員らの世代交代も活発に行われた。これまで三星電子の李健熙(イ・ゴンヒ)会長に代わって、三星電子の対外業務に当たってきた姜皓文(カン・ホムン)副会長は退いた。そのポストには、三星SDIの朴商鎭(バク・サンジン)社長が、副会長に昇進せず、赴任した。