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メッシがハットトリックでCL通算得点記録更新 恩師は「600年は持つ記録」と絶賛

メッシがハットトリックでCL通算得点記録更新 恩師は「600年は持つ記録」と絶賛

Posted November. 27, 2014 03:47,   

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リオネル・メッシ(27=FCバルセロナ)が欧州サッカー連盟(UEFA)チャンピオンズリーグ(CL)で歴史的な記録を打ち立てた。メッシは26日(韓国時間)、敵地のキプロスの首都ニコシアのGSPスタジアムで行われた(キプロス)との2014〜2015CL・グループリーグF組第5節のアポエル戦で、前半38分と後半13分、後半42分にゴールを決め、ハットトリックをマークした。バルセロナが4−0で勝った。

この日の3得点は、メッシのCL通算72、73、74点目だった。ラウル・ゴンサレス(37=スペイン)が保持していたCL通算得点記録(71ゴール)を超えて新記録を塗り替えた。CL史上最速の記録更新だ。ラウルは142試合で71点目を達成し、試合当たり0.5点を記録した。メッシは91試合74ゴールで試合当たり0.81点という驚異的な勢いで記録を得点行進を続けている。同日、大記録を樹立した後、メッシは「CL得点記録を更新できて本当に幸せだ」と語った。

今シーズン、メッシがライバルのクリスティアーノ・ロナウド(29=レアル・マドリード)より先にラウルの記録を超えると予想した専門家は多くなかった。シーズン序盤のロナウドの勢いがメッシを圧倒したからだ。ロナウドはスペインリーグの11試合で20ゴールを決め、絶頂のゴール感覚を発揮していた。CLでも通算70点をマークしていた。一方でメッシは、スペインリーグの12試合で10ゴールを決めている。

だがメッシは23日にスペインリーグ通算得点記録(253点目)を打ちたてたのに次いで、この日はCL記録まで塗り替えた。メッシは、すでにリーグのシーズン最多得点(50点)、CLの1試合最多得点(5ゴール)、スペインリーグ連続試合得点記録(21試合)、年間通算最多得点(91ゴール)など各種記録を保持しており「記録マシーン」として知られている。

ESPNなどのスポーツ専門メディアは、ロナウドの存在をメッシの好調ぶりの重要なモチベーションに挙げている。同じリーグで活躍しながら共に世界最高の点取り屋と呼ばれているロナウドに勝ちたいという競争心がメッシのさらなる進化を促しているという見方だ。これにネイマール(22)、ルイス・スアレス(27)など世界トップクラスの同僚たちの援護も欠かせない。

バルセロナの最盛期をけん引したバイエルン・ミュンヘンのジュジェップ・グアルディオラ監督は、「たった27歳のメッシが大記録を打ち立てた。60年ではなく600年は持つ記録だ」と絶賛した。